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6.リンス・トリートメント・コンディショナーの違い

それぞれの違いと正しい順番

リンスとコンディショナーは似たような働きをしています。どちらも髪の表面を滑らかにし、キューティクルの傷みを防ぐとともに静電気やパサつきから髪を守ります。昔のシャンプーは石鹸に近いアルカリ性の成分だったため、洗髪後にキューティクルが傷んでしまわないよう酸性の水溶液ですすぐ必要がありました。「リンス」(rinse)が、英語で「すすぐ」の意味を持つのはそのためです。昔と比べてリンスの役割は大きく変わり、現在ではリンスをコンディショナーと呼ぶメーカーも多くあります。リンスとコンディショナーに大きな違いはありませんが、石鹼シャンプー用のリンスよりも、コンディショナーのほうが髪を保護するという点に特化しています。コンディショナーには髪の外部補修をする働きがある一方、トリートメントの役割は髪の内部補修です。先にトリートメントで髪に栄養を与えてから、コンディショナーで閉じ込めます。シャンプーで頭皮や髪に付着した汚れを落とし、トリートメントで髪のダメージを補修し、最後にコンディショナーorリンスで表面を保護する、というのが正しい手順なのです。コンディショナーの後にトリートメントを使っている方も多かったのではないでしょうか。順番を守らないと効果が十分に発揮できない事もあるので、順番に注意して下さい。

それぞれの役割と正しい使い方

頭皮の皮脂や毛髪の汚れを落とすために、ついシャンプーでゴシゴシ洗いたくなりますが、それは間違いです。手に力を入れすぎると髪にダメージを与え、毛根を傷つけてしまいます。また、汗をかくたびに念入りにシャンプーするのもよくありません。過度の洗髪は必要な頭皮の油分まで洗い流してしまうからです。シャンプーは一日一回。指で泡を馴染ませるように優しく洗うのが基本です。シャンプー剤を手の平で泡立ててから、頭皮を優しくマッサージするように洗って下さい。シャンプーをした後、トリートメントをつける前にしっかり水分を切って下さい。髪の水気を切る事でトリートメントが浸透しやすくなります。トリートメントの量を多くしても効果は上がらないので、髪の長さに合った量を守って下さい。蒸しタオルを巻いて浸透させればより効果的ですが、あまり長い時間おくと抜け毛などの原因になるので、5~10分程度を目安に行なって下さい。トリートメントをしっかり洗い流せば、最後はコンディショナーorリンスです。コンディショナーとリンスはトリートメントと違い、長時間放置しても意味がありません。むしろ逆効果で、成分が頭皮の毛穴に詰まり、髪の成長を妨げる結果になってしまいます。なので、コンディショナーとリンスはヘアパックのような使い方はせず、付けたらすぐに洗い流して下さい。

注意点

以上が正しい順番ですが、毎日トリートメントをすると髪が重たくなったりベタついたりするので、毎日3セット行なう必要はありません。髪の状況によりますがトリートメントは週1~2回で十分です。そもそも髪は「死滅細胞」と言われていて、一度傷むと元に戻らず、トリートメントなどで修復・回復する事はありません。カラーリングやパーマによるダメージは髪に蓄積されているので、一時的に手触りを良くしても根本的な解決にはなりません。特に毛先のダメージは切るしかない場合が殆どです。トリートメントのやり過ぎは髪を傷めてしまいます。大事なのは髪に余計なダメージを与えない事と、普段の生活習慣や食生活で健康な髪を保つ事なのです。

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