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16.重曹シャンプーとは?

重曹シャンプーの基本

重曹を使った手作りシャンプーが、皮脂汚れ、古くなった皮膚、頭皮の痒み、頭皮の臭いに効果があり、髪の毛に良いと密かな話題になっています。重曹は掃除や料理、歯磨き粉や洗濯にも使える、食べても害のないものです。酸性、ph、アルカリ性、って聞いた事あるでしょうか。小学校の理科の授業で、リトマス紙を使って実験した事があると思います。phとは水溶液の性質の事で、酸性とアルカリ性の強さを0から14までの数値で表していてph7が中性で、水は中性です。ph7よりも数値が高いものはアルカリ性、低いものは酸性になります。お酢は酸性に近く重曹はアルカリ性に近いです。重曹シャンプーは弱アルカリ性の働きを持つため、酸性の髪と頭皮の汚れを中和させて落とします。また、頭皮の酸化した臭い、汗の臭いを弱アルカリ性の重曹は中和分解して消してくれます。市販のシャンプーのように化学薬品を一切含まない重曹シャンプーは、安全な素材ですが、洗髪する時に気をつける事があります。酸性もアルカリ性も強い数値になると、髪が傷みパサつき、広がりなどの原因や肌に刺激を与える事があるので、扱う時には濃度に注意して作る必要があります。

重曹シャンプーの作り方

重曹の量を増やし、水の量を減らすと、濃度が濃くなりアルカリ性が強くなる事があります。重曹シャンプーは、ぬるま湯にペットボトル1ℓに大さじ1を混ぜて溶かします。重曹は水に完全には溶けないので、量を多く入れると溶け残りがあります。濃度が濃く、溶け残りの多い重曹シャンプーを使った場合、頭皮を傷つける事も。濃ければ効果も倍増という仕組みではない事を知っておきましょう。早く溶かそうとしたり、完全に溶かそうとして熱いお湯を使う方がいるかも知れませんが。重曹を85度以上の熱いお湯で溶かすと、炭酸塩というアルカリの強い物質に変化します。ph値は10か11。一度炭酸塩になると、温度が下がっても重曹には戻らず、アルカリ度数はこのままで、ベトベトの換気扇を掃除するくらいの強いアルカリです。素手で触るとぬめりがあり、肌の弱い方だと指紋が溶けて薄くなってしまうので、手袋が必要です。もちろんシャンプーとしては使えないので、もし熱湯で作った場合は、キッチンの油汚れ掃除にでも回しましょう。

重曹シャンプーを使って健康的なツヤ髪に

弱アルカリ性の性質で、弱酸性の頭皮と毛穴の皮脂汚れを無理なく浮かせて除去できるので、力を入れて擦る必要はありません。市販のシャンプーからいきなり100%重曹シャンプーにシフトしないで、今までのシャンプーに塩のように少しずつ重曹を加えてシャンプーし、少しずつ髪を慣らしていき、回数も10日に1回、1週間に1回、と徐々に慣らしながら、目に入らないように注意して様子を見ながら試していきましょう。また重曹シャンプーとセットで欠かせないのがクエン酸リンスです。重曹をお湯に溶かした重曹シャンプーは、アルカリ性の性質を持っていますので、重曹シャンプーを使うと頭皮と髪の毛がアルカリ性に傾きます。通常の健康的な頭皮と髪の毛は、弱酸性の状態なので、重曹シャンプーを使ってアルカリ性に傾いたままにしておくと、髪のダメージの原因になってしまいます。また、アルカリ性に傾いた髪の毛はキシキシとした手触りです。ここに酸性の性質を持つクエン酸を水に溶かしたクエン酸水を、リンスとして使い、頭皮と髪の毛を弱酸性に戻す必要があります。こちらも手作りができます。用意するものは水、クエン酸だけ。500mlのペットボトルに水を入れて、クエン酸大さじ2杯を加えてよく振って混ぜるだけで完成です。それでもパサつきが気になるなら、お風呂上がりに洗い流さないトリートメントやヘアオイルを毛先中心に頭皮に付けないように揉み込んで下さい。重曹シャンプーで頭皮スッキリ! 健康的なツヤ髪を手に入れましょう。

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